初秋の伯耆国大山を歩く
9月19日〜21日
後藤、森本、岡崎、 丸林、生熊、谷内、金田、精山
 

 初秋とは言え残暑が残る9月中旬、恒例となっている「アーカイブス・ツァー」で、開山1300年の伯耆国大山を訪ねた。今回は、若いころ大山・弥山〜剣ヶ峰を縦走したという丸林さんが参加、また久しぶりに福岡に住む生熊さんが顔を見せた。今年は森本さん・丸林さんが弥山登頂を目指し、他は大山の南、鏡ヶ成周辺から大山南壁の眺望を楽しむことになっている。
 例によって地元の市村さん・精山さんがアシストしてくれるので安心だ。しかし天候が雨模様で予定通りにはいかなかった・・・・・・・・・。


機内からみた大山 独立峰は目立つ

とやま旅館から 明日も晴れれば良いが

 初日は好天で、森本さんは大阪経由、ほかの4人は空路で米子に向かった。機内からは富士山、琵琶湖、目指す大山を俯瞰することができた。JR米子駅からは去年お世話になった米子支局OB・野口さんが運転するジャンボタクシーで大山寺町・とやま旅館に向かった。とやま旅館から見上げる大山は今年も微笑んでいるかに見えるが天候が少し心配だ。


とやま旅館から 大山北壁

楽しい夕食タイム

 夕食は山陰の山菜料理、キンキンに冷やしたジョッキーで飲むビール、金田さんの差し入れの地酒など、ご当地で食べるものは格別だ。食事しながら明日の行動予定を相談したが、明日は雨だから登山は取りやめ、遠い鳥取市からくる参加を予定していた市村さんは早々に連絡した。50年ぶりに大山に登ることを楽しみにしていた丸林さんは残念そうだ。大山眺望の山歩きも取り止め、精山さん、金田さんの車で周辺の観光名所めぐりをすることにしたのが・・・・・・。


モンベル大山店

大山まきばみるくの里から望む大山

 当日、霧雨模様だが青空が垣間見える時もある。中国地方第1号店だというモンベル大山店に入り、お土産のTシャツなど小物を購入。店を出た後、空を見上げると青空が見える。これなら午前中は持つだろうと森本さん、丸林さんの二人は大山に登ると言う。この二人は登る気満々なので最早止められない 。夏山登山道は去年も歩いており、整備されている登山道は迷うことが無いだろう。MMCなら全く問題ない天候だ。二人は嬉しそうに登山道に向かった。
 この登山の様子は次のアイコンをクリックして森本さんのレポートを読んでいただきたい。
大山登山レポート(森本)


霧雨だが頂上がよく見える

大山麓の牛たち

 あとの6人は2台の車に分乗し、「大山まきばみるくの里」へ。大山が眼前にあり、すぐにでも登れそうだ。霧雨が降っている中、山頂までくっきり見えるのは珍しいことだと地元の精山さんが言う。麓の牧場では牛たちがのどかに草を食んでいる。私はソフトクリームが食べたくなった。


植田正治写真美術館

大山に山高帽子

 次に大山山麓にある「植田正治写真美術館」を訪れた。ここでも大山の大パノラマだ。館内では水面に映る”逆さ大山”が見えるプールが造られており、小雨で水面は乱れてはいるが雰囲気は楽しめた。ガラス窓にチャップリンが被るような山高帽子が描いてあり、大山が被っているように見える。矩形に囲まれた大山が名画に見えるから不思議だ。なぜか玄関でもないのに傘立てがあり、スティックが置いてあった。ここでは大山開山1300年記念「大山24hours」柄木孝志写真展も開催されていた。大山の様々な素晴らしい写真が展示してあり興味深かった。作品が紹介出来ず残念!

”逆さ大山”晴れれば絶景!

大山参道市場

 とやま旅館の傍の大山参道市場で昼食。去年は工事中だったが今年5月オープン。お土産などが並んでおり、モンベル製品は会員だと5%引きだ。私は会員ではないので値札どおりで大山のイラスト入りの青いTシャツを買った。あとで知ったのだが、とやま旅館の宿泊費も会員だと5%引きだそうだ。
 金田さんと精山さんは都合があり、ここでお別れした。有難うございました。



石畳が続く参道 歩き難かった

参道の登りきると大神山神社奥宮がある

 午後、後藤さん、生熊さん、私の3人は小雨そぼ降る大山寺境内を散策した。参拝者は殆どなく階段と石畳の続く参道を登りきると大神山神社奥宮があった。大神山神社には三つの日本一があるとネットのHPに書いてある。自然石を敷き詰めた参道が約700m、重要文化財で国内最大の権現造り、奥宮幣殿の漆塗りの規模が大きく美しいと。



大山ツァー無事終了 乾杯!

とやま旅館チェックアウト

 夕食はジンギスカン鍋、私は始めてだ。野菜と肉を一緒に焼くのだが食べきれないほどの量だった。脂っこいもののあと、サッパリした出雲そばが美味かった。よく考えられたメニューだ。

後藤さんと私は帰京前に足立美術館に立寄る

 最終日、皆夫々観光するなり、帰宅するなりバラバラだが、私と後藤さんは足立美術館に向かった。JR安来駅から無料バスが数十分ごとに運行されており便利だ。さすがにここは大型バスや自家用車で訪れる観光客が多かった。日本一の規模の日本庭園は初めて見る私にとって絶好の撮影場所だ。生誕150年の横山大観特別展、現代日本画名品展、北大路魯山人の陶芸展、等々最後は通り過ぎるだけになってしまった。後ろ髪を引かれる思いで美術館をあとにした。JR安来駅前のラーメン店で遅めの昼食で”しじみラーメン”をすすった。宍道湖で採れるしじみかどうか分からないが、安くて美味しかった。17時の飛行便に間に合うようリョックを背に米子空港に向かった。登山は無くても充分大山は楽しめた今年のツァーだった。

記録:谷内


写真スナップ
谷内ビデオ