散策ではなかった津久井城山と急登の今倉山
津久井城山公園道志今倉山
11月15日〜16日                9名

 

 10月、平井さんの企画で県立相模原公園散策、青根で猿顔岩とご対面、道志菜畑山に登った。今回第二段として津久井湖城山を散策、再び猿顔岩見て、道志の今倉山に登ることになった。
 今回はMMC幹事と裏M常連に呼掛け、スケジュールの空いている9名で実施した。

11月15日(水)
 9時30分、橋本駅に集合し、平井車と澤田車に分乗して出発。亀澤さんが事前に調べてくれたスーパーに寄り、昼食を調達して県立津久井湖城山公園に向かった。

 城山山頂へは、前回帰りに立ち寄り貰ったパンフレットには「城山散策絵図」と記載されていたのでスニーカー程度で楽に登れる思っていたが、男坂の山道は急な登りで予想と大きく違っていた。山靴が正解だった。


津久井城山公園の案内図


平坦な山道を歩く

看板に植物の名前が書かれている

 展望広場からは雨乞山、仏果山、高取山、丹沢山、蛭ヶ岳など、丹沢の連なる山並を見るのに絶好の場所だ。


雨乞山、仏果山、高取山の山並み

所々に絵地図があるので分りやすい

男坂は急な登りだ

到着した山頂は狭かった

 男坂を登ると山頂を巻くように登る女坂と合流し、尾根伝いに攻めてくる敵を防ぐために掘り込んだ「堀切」を通り城山山頂に着いた。
 山頂は狭く、本丸が建つ広さはない。掲示板を見ると山頂には本城曲輪が建てられていたようだ。
 城主や家臣は何処に住んでいたのか、掲示板には
「山城は平地が狭いため城主の館や家臣の屋敷を山麓に置きました。これが根小屋であり、山麓に根小屋を備えた山城のことを根小屋式山城といいます。
 津久井城は、戦国時代の根小屋式山城の様子を伝える貴重な遺構がそのまま残っています。現在残っている遺構は北条氏が16世紀に整備したもので、天正18年(1590年)豊臣秀吉の小田原攻めの際、12、000の軍勢に攻められ落城しました。」

 根小屋とは、ネットで調べると「中世の名主や地頭などの居館は主として丘陵や台地の先端などにあり、その麓にあたるところに、これを囲んで家臣団その他の従属する人々の集落が形成された。この集落を根小屋といった。室町時代から戦国時代にかけて各地に発達したが、特に関東地方の山麓地帯に多い。」と書かれていた。


城山山頂で記念撮影

 山頂から下り、飯縄神社でお参りし、期待していた樹齢900年と推定される大杉は、4年前の8月落雷で無残にも焼失していた。


飯縄神社にお参り

落雷で焼けた大杉

鷹射場から橋本市街を見る

クサリ場を下る

 鷹射場で橋本市街を眺めながら昼食をとり、下山。
 下山ルートは、津久井湖に下るように城山を巻き、案内図のクサリ場は、山の岩場に付けられているそれと違い、単なるクサリの柵だった。

 湖畔展望園路に下り、展望デッキから見る城山は大きく、散策ではなく軽い山歩きに適した山と感じた。


軽い山歩きに最適な城山をバックに


城山(お寺の境内から)

 対岸のお寺に紅葉の大木があるので見に行ったが、何処にも紅葉の大木がない。平井さんが聞くと、切り倒したとのこと。残念。

 今夜の宿は、前回と同じ緑の休暇村センター。宿へ行く前に前回と同様に道志ダムに立ち寄ってから休暇村センターに到着。
 荷物を置いて猿顔岩を見に行こうと外に出ると澤田さんがパラグライダーを駐車場に広げていた。
 翼の前縁の上側の布と下側の布のすき間から空気が入ると翼が膨らむ仕組みになっている。澤田さんが背負ったハーネスは、尻から着陸のした時のクッション役割と木に引っ掛かった時に下りるロープが入っているようだ。感じない程度の風だったが、向かい風に向かって走ると直ぐに翼が膨らんだ。空を飛ぶことは楽しそうだが、私には無理だ。

走り出すと直ぐに翼が膨らんだ

 猿顔岩で記念撮影をして、隣の建物にある温泉「いやしの湯」に入浴したが、男湯と女湯が前回と入れ替わっていた。

 夕食は相変らず量が多い。隣のいやしの湯から運んでくる生ビールは、前回、時間がかかったが、今回はあまり待つこともなく乾杯ができた。

 夕食後は、食堂の隣りのラウンジに移り二次会をして本日閉店。

猿顔岩で記念撮影
 

ともかくカンパーイ

11月16日(木)
 8時30分休暇村センターを出発。コンビニのある所まで戻り、昼食を調達して道志村の今倉山登山口に向かった。
 今倉山登山口は道坂隧道の脇にある。登山口の標高は約1000m、今倉山のそれは約1470m、標高差470mの登りだ。


道坂隧道脇が登山口

ジグザグから尾根へ直登になった

 ジグザグの登りが終わると尾根に向かって直登になり尾根に出た。右は御正体山、左の尾根を登ると今倉山だ。


尾根を左に今倉山へ

南アルプスを遠望できた

 尾根道の両側は樹林で展望が良くないが、なんとか隙間から南アルプスや三つ峠山が見ることが出来た。


ひたすら登る

頂上はまだかなー

 菜畑山のように巻道がないので尾根道をひたすら直登するのだが、足が重い。登山口から1時間30分、山頂に到着した。
 山頂は樹林に囲まれ展望がない。西峰を経由して展望が良い赤岩まで行く予定にしていたが、西峰でお昼にすることになった。西峰へは一旦下り、また急登だ。


今倉山に到着

昼食は正面に見える西峰とした

昼食は楽しいな

手前に茶色く見える山は扇山のようだ

 早速、コンビニで調達したお握りやパンを食べ始めると、澤田さんと小俣さんはラーメンを作り始めた。寒い時期の山頂での暖かいラーメンはグッドアイディアだな。
 先ほどまで日差しがあったが雲で遮られた途端に寒くなった。樹林の間から下に見える山は扇山のようだが、西峰も今倉山と同様に樹林に囲まれ展望が良くない。

 今倉山に戻る途中、中年女性が今倉山から一人下って来た。話を聞くと「道を間違え菜畑山方向に行き引き返したので1時間損をした。これから二十六夜山を通って下山し、温泉に入る」と言っていたが、焦っている様子だ。

 今倉山に戻り、ザンビア豆の桂子さんコーヒーを美味しく頂き、記念撮影をして下山。


今倉山山頂で記念撮影 寒そうだねー

 落ち葉で覆われた急な下りを滑らないように、落ち葉に隠れた石や枯れ木に注意しながら下った。
 正面に見える御正体山と二十六夜山は木の隙間からしか見えない。今の時期は葉が散った樹間からかろうじて山が見えるが、葉が茂る時期は山が見えない上、風が通らないので暑い山登りになるだろう。


足元に注意して下ろう

御正体山の右に二十六夜山


駐車場に到着 お疲れさまでした

 帰りに車から見る道志川沿いの紅葉は一段と進んだように思えた。
 津久井湖の観光センターで休憩して橋本駅で解散した。

 平井さんと澤田さんの安全運転でスムーズな移動と交通の便の悪い地域の山登りが出来ました。有難うございました。

文、写真:渋井栄蔵
スナップ写真


小俣ビデオ